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岡崎慎司、献身性評価も「ゴール決めたい・HEROになりたい・エゴを出したい」

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http://news.yahoo.co.jp/

 

日本代表のエース岡崎慎司選手が所属するレスターの優勝が決まり、地元のファンはもちろん、世界に衝撃を与えました。

 

泥臭く、運動量豊富で、チームのための献身性が海外でも高く評価され、今回の優勝の陰の主役と称えられています。

 

喜びの絶頂にいる岡崎選手ですが、それでもチーム内の自分の立ち位置への不満、自分の思い描く理想像とのギャップに、満足いっていない部分もあるようです。

 

 

献身性・自己犠牲との葛藤

 

05年にJリーグの清水エスパルズに入団した岡崎選手。

 

入団当初、当時の監督だった長谷川健太の印象は「背が低い・足が遅い」など決して評判が高かったわかでなく、本当にFWで活躍できのか?と思われていたそうです。

 

ですが、岡崎選手の持ち前の真面目さと献身性で、みるみるうちに成長。

 

現在では日本代表国際Aマッチに100試合出場

 

48得点を積み重ね、日本代表に欠かすことのできないストライカーになりました。

 

ゴール数だけについつい目を奪われがちですが、味方のスペースを作るために汗をかくことを惜しまない献身性や運動量は素晴らしく、同じく日本代表の内田篤人選手は「犬のようだ」と彼を比喩しました。

 

エスパルズからドイツに渡っても、結果を残した岡崎選手は、前年に所属していたマインツでは、2年連続で二桁得点を叩きだすなど、大活躍。

 

ゴール以外にも、チームのためにハードワークする献身性や味方のためにデコイになる自己犠牲は健在で、海外のサッカーファンも彼を評価していきました。

 

しかし、ドイツでの実績を重ねてきた岡崎選手ですが、今期からプレミアリーグのレスターへ移籍しました。

 

プレミアリーグは昔からの憧れであったと移籍理由に語っていましたが、実はもう一つの理由として「型にハマリたくなかった」「役割を固定化されたくなかった」とも理由を打ち明けていました。

 

 

もっとわかりいやすいアピールを!エゴの芽生え

 

 

近年、海外クラブで活躍している日本選手が増えてきましたね。

 

数あるリーグの中でも、ドイツリーグは特に日本人を高く評価しているといわれており、香川真司、内田篤人、長谷部誠など、他にもたくさんの日本人選手が活躍しています。

 

日本人がドイツリーグで評価される理由として、”日本人は真面目で、チームへの献身性が高く、監督の戦術理解が高い”などが挙げられています。

 

勤勉的な日本人の特性は、ドイツでも認められているのは言うまでもありませんが、それとは相反して、選手の個性が失われているということを意味していました。

 

トップリーグで競争が激しい世界ですから、監督に認めてもらうために、エゴを捨て、よりチームへの献身性に特化していくことは、必然のことに思えますが、それだけではダメなんだと岡崎選手は語りました。

 

 

今期レスターの大躍進に大きく貢献した岡崎の同僚にジェイミー・ヴァーディというFWの選手がいます。

 

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彼は数年前までイングランドの下部リーグのチームに所属していましたが、今期、レスターで現在までに22ゴールを上げ、さらに11試合連続ゴールを決めプレミアリーグ記録を更新するなど、まさにシンデレラストーリーとも呼べるような活躍をしました。

 

開幕からスタメンで活躍していた岡崎選手ですが、思うようにゴールを奪うことができず、ベンチで・ヴァーディ選手の活躍を目にしているうちに「やはり自分はこのままではダメだ」と悟ったようです。

 

いくら献身的だ、影の主役、と評価されても、ゴールというわかりやすい結果を出さなければ、いずれは消えてしまう。

 

現に、スタメンを外されることが多くなったという事実がそれを証明していました。

 

そこで岡崎選手は今までの意識を変えました。

 

献身的であるだけではダメだ、と試合を決めるゴールを貪欲に奪いに行くことに決めました。

 

試合に出してもらえない時は、「どうして俺を出さないんだ」と自然に思うようになり、自分の主張がしっかりできるよう、英語も上達していきました。

 

レスター入団直後は英語がほとんど話せず、監督曰く「オカザキは指示にうなずきはけれど、話を全く理解していなかった」と語っていましたが現在では英語のコミュニケーションはバッチリだそうです!

 

また、昔はどちらといえば、脇役に徹するタイプで、小学校などのお遊戯会などでも主役になりたいと思ったことは全くなかったそう。

 

裏方でみんなを支える存在の方が断然かっこよいと思っていたんだそうです。

 

現在岡崎選手が抱く「俺がチームを勝たせてやる」「HEROになりたい」という気持ちの高まりは、FWとして世界で通用するために必要なものであり、また、チームの調子が良かったからこそだせるエゴでもありました。

 

 

 世界で通用するFWになるために…

 

 

ブックメーカーのプレミア優勝オッズで5000倍もの配当がつき、前評判を全て覆し、奇跡的ともいえる優勝を成し遂げたレスター。

 

優勝に沸く地元ファンやニュースの一面では、岡崎の献身性はの高い評価や影の優勝立役者として紙面やメディアで報じられています。

 

プレミア優勝に貢献した日本人として、イギリスで取り上げられていることに、同じ日本人として本当に誇りに思います。

 

岡崎選手も優勝が決まる瞬間をエースのヴァーディ邸で観戦していたようですが、かなりエキサイトしていたみたいですね!

 

ただ、岡崎選手の中では、自分のチーム内の立位置に関して言うと、理想とは大きなギャップがあることでしょう。

 

ゴール数も現在カップ戦を含めると6ゴールと、本人も納得いくような結果では決してないと思います。

 

2014年のワールドカップでは、ブラジルで爪あとを残すことができず、悔しい思いをした日本代表。

 

敗戦直後のインタビューで内田選手が「日本にHEROが出てきて欲しい」と語っていたのがとても印象的でした。

 

得点力不足に万年嘆いていた日本のサッカー界において、その一発ですべてを変えることができるゴールというものは喉から手が出るほど欲しいものであり、世界で通用するためには、ゴールを量産できるスーパースターの存在は不可欠です。

 

クリスティアーノ・ロナウドやメッシ、イブラヒモビッチなど、世界の点取り屋はその技術はもちろんのこと、良い意味での”エゴ”を持ち合わせていると思うし、それは日本人にはない大きな魅了でもあると思います。

 

今回のレスターの優勝で日本人選手が世界で通用するということが、再度確認できたと思います。

 

あとは、目に見える数字として、わかりやすい結果・成績を残していくことが、より世界に近づくためには必要です。

 

これからの岡崎選手のエゴを追及していく姿勢、レスターに来て心から湧き上がってきた貪欲性に注目しつつも、それを日本代表に還元し、「強豪国日本」の礎を築き上げてくれることをを願って止みません。

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